ローマは、ベルギー代表FWロメル・ルカクをチェルシーから期限付きで獲得したことを発表した。
昨シーズンに期限付き移籍でチェルシーから古巣インテルに加入したルカク。チャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献したが、今夏にユヴェントス行きを目論んだとされることから、再契約は見送られ、移籍市場終盤になっても将来が不透明な状況が続いていた。
それでも、ルカクに対してはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド時代に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマからの関心が届く。そして31日、同選手のローマ移籍が決定した。
クラブの公式ウェブサイトで「ASローマはチェルシーのベルギー人フォワード、ロメル・ルカクのローン移籍を発表できることにとても満足している。30歳のルカクは2024年6月30日までの期限付きでジャッロロッシに加入した」と伝えた。なお、この取引には完全移籍のためのオプションは含まれておらず、期限付き移籍金として500万ユーロ(約8億円)程度が発生する。
90番のユニフォームを着用するルカクは「このクラブとファンから受けた歓迎は僕を興奮させるもので、新チームのために全力を出すためのさらなるモチベーションを与えてくれるものだった」と話し、コメントを続けた。
「対戦相手としてスタディオ・オリンピコの雰囲気を感じ、ロマニスティの温かさも感じていた。僕にはオーナーから話を聞く機会があって、彼らの野心に感銘を受けた。一生懸命に、謙虚になって、1試合1試合で成長しないといけない。ピッチ内外でチームメイトの役に立てることが待ちきれない」
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