ラツィオの日本代表MF鎌田大地が移籍後初ゴールをマークして今シーズン初勝利に貢献した。
2日に行われたセリエA第3節でラツィオは敵地で王者ナポリと対戦した。今夏の移籍市場でフランクフルトからラツィオに新天地を求めた鎌田は中盤の一角で3試合連続の先発出場を飾った。
試合は昨シーズンのセリエAを制したナポリペースで進む。クヴィチャ・クワラツヘリアやヴィクター・オシムヘンを中心にナポリが早々からゴールを目指す。しかし、先に試合を動かしたのはラツィオ。30分、右サイドの深い位置までフェリペ・アンデルソンがボールを運ぶと、ゴール前でフリーのルイス・アルベルトにパスを送る。スペイン人MFは巧みにバックヒールで合わせてネットを揺らしてチームに先制点をもたらした。
しかし、ナポリもすかさず反撃。失点からわずか2分後、ピオトル・ジエリンスキがゴール前でこぼれ球を拾うと、右足を振り抜く。シュートは相手DFに当たってコースが変わり、GKのセーブも及ばずそのままゴールに吸い込まれた。試合はこのまま1-1でハーフタイムに突入した。
そして52分、鎌田に待望の移籍後初ゴールが生まれる。アンデルソンが右サイドを駆け上がると、ペナルティエリア手前のアルベルトに折り返す。アルベルトがこのパスをスルーすると、走り込んだ鎌田に渡り、同選手はペナルティエリア中央やや左の浅い位置から左足を振り抜いた。低い弾道のシュートはゴール右隅に突き刺さり、ラツィオに勝ち越しゴールをもたらした。
得点を挙げた鎌田は65分にマテオ・ゲンドゥージと交代してピッチを後に。その後、ラツィオが2度ネットを揺らしたように見えたが、いずれもオフサイドで認められず。終盤にかけてナポリが攻勢に出るも、ラツィオ守備陣が最後まで守り切って、試合終了。ラツィオが2-1で王者ナポリを下して今シーズン初勝利を挙げている。
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