パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーティングディレクターを務めていたレオナルド氏は、クラブがリオネル・メッシやネイマールを支えられなかったと暗に認めた。
近年ビッグネームの獲得を続けてきたPSG。2017年には史上最高額の移籍金でネイマールを獲得し、2021年にはバルセロナから退団したメッシをチームに加えた。しかし、クラブの悲願であるチャンピオンズリーグに手が届かないまま両選手は今夏にそれぞれアル・ヒラルとインテル・マイアミに新天地を求めた。
PSG退団後、ネイマールとメッシはフランスで難しい時間を送ったことを認めた。ブラジル代表FWは先日に母国メディアで「僕と彼(メッシ)の両方にとっての地獄だった」と吐露し、アルゼンチン代表FWは「個人的に楽しめなかったとても不幸な2年間を過ごした」とスペインメディアに対して語っていた。
2019年から3年間にわたってPSGのスポーティングディレクターを務め、ネイマールやメッシと過ごしたレオナルド氏は、ブラジル『ge』で「人間は心地良さを感じる必要がある。選手たちには良い精神状態が必要で、サポートされていると感じることが必要だ。クラブはこの仕事をしないといけないし、それは私たちやコーチ陣の役目だ」と語った。
また、レオナルド氏はネイマール、メッシ、キリアン・エンバペを擁する攻撃陣が期待通りの活躍ができなかった理由についても問われ、自身の考えを口にした。
「正直、エゴが原因だったとは思わない。誰だったかはっきりさせるつもりはないが、より難しい選手たちもいた。あれだけのレベルの才能を持つ選手たちはそれほど難しくはない。彼らは問題を作る以上に問題を解決する選手たちだ。仮に解決すべき問題があったとしても、それはその中の一部だ。あのような攻撃陣があっても機能しないのなら、機能しない何らかの理由がある」
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