セビージャ加入を決めたDFセルヒオ・ラモスとの交渉について、ベシクタシュの元副会長セルハン・チェティンサヤ氏が明かしている。スペイン『アス』が伝えた。
2022-23シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団し、フリーで新天地を探していたセルヒオ・ラモス。サウジアラビアやアメリカ、トルコなど各国のクラブからの関心が伝えられたが、最終的に古巣セビージャへと帰還した。
一時は獲得接近が伝えられていたベシクタシュの元副会長であるチェティンサヤ氏は、セルヒオ・ラモスが金銭以外の要素を重視していたと明かしている。
「私たちはラモスの移籍を成立させるために懸命な努力をした。合意もあったが実現しなかった。ベシクタシュのファンとしては彼のプレーが観たかったよ。交渉期間は18、19日間にも及んだが、お金は二の次だったようだ。ラモスは他のところから(給与が)税抜き2700万ユーロ(約42億5000万円)のオファーを受けていたが、検討すらしていなかった」
また、チェティンサヤ氏は「6つのクラブがラモスとの契約を争っていた」とも語った。セルヒオ・ラモスは最終的に自身のプロデビューの地であるセビージャ帰還を決めたが、心に従った決断だったようだ。
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