イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、古巣ユヴェントスを相手取って損害賠償を請求した。
長年ユヴェントスで活躍し、近年は主将を務めてきたボヌッチだが、今シーズン開幕前に状況が一変。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の構想から外れ、背番号を与えられず、ファーストチームとのトレーニングへの参加も認められなかった。そして、移籍市場最終日の1日にクラブとの契約を解消して、ウニオン・ベルリンに加入することが決まった。
ユヴェントスでひどい扱いを受けた末に退団したボヌッチはこの度、古巣相手に法的措置を取ることを決断。適切な環境でトレーニングできなかったことへの損害賠償を求めた手続きを同選手の弁護士が現地時間12日に開始したと伝えられている。
また、ユヴェントスから賠償金を受け取ることになった場合、金額にかかわらずボヌッチは、トリノの病院の小児脳神経外科に入院する子供たちの家族を支援する組織『Neuroland』とスポーツクラブや学校などへの除細動器の設置を推進する慈善団体『Live Onlus』に寄付する予定だ。
2010年にユヴェントスに加入して以降、長年にわたって活躍したボヌッチ。ミラン在籍期間の1シーズンを除く12シーズンで公式戦502試合に出場して8度のセリエA優勝、4度のコッパ・イタリア制覇、2度のチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。
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