パリ・サンジェルマン(PSG)は、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティがカタールのアル・アラビに移籍することを発表した。
現地時間13日、クラブの公式ウェブサイトで「マルコ・ヴェッラッティ、永遠のパリ・サンジェルマンのレジェンド。パリ・サンジェルマンでの11年間の後、マルコ・ヴェッラッティはカタールのアル・アラビと契約を結び、首都クラブの歴史に消えることのない功績を残してイタリア代表選手は去っていく」と伝えた。
また、ヴェッラッティはPSG退団について「10年以上にわたってパリ・サンジェルマンでプレーできたこと、とても多くの偉大な選手たちと切磋琢磨してきたこと、30個ものトロフィーを勝ち取ったことをとても誇りに感じている。パリ、クラブ、ファンはいつまでも僕の心の中の特別な場所に居続ける。僕は生涯のパリジャンだ」とコメント。
ナセル・アル=ケライフィ会長はヴェッラッティについて「マルコは私たちの偉大な歴史の大部分を担い、これからもパリ・サンジェルマンとつながっていく。19歳の2012年に彼がやって来たことを決して忘れはしない。彼は常にクラブのためにやって来た。マルコと家族に心からの感謝を伝えたい。彼はいつだってクラブの一員だ。彼の新しい冒険での成功を祈っている」と労いの言葉を送った。
2012年にペスカーラからPSGに加入したヴェッラッティは、11シーズンにわたって通算416試合に出場して9度のリーグアン優勝やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。しかし、今夏に就任したルイス・エンリケ監督の構想から外れ、新シーズンが開幕しても公式戦でのプレー時間を得られなかった。
今夏にはヴェッラッティに対してサウジアラビアや他のヨーロッパのビッグクラブからの関心が届いていたが、各国の移籍市場閉幕までに取引は成立せず。それでも、13日にカタールのアル・アラビと3年契約を結び、7番を着用することが決まった。また、移籍金は4500万ユーロ(約71億円)と伝えられている。
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