リヨンは、ファーストチームの新指揮官にファビオ・グロッソ監督を招聘したことを発表した。
現地時間16日、クラブの公式ウェブサイトで「オリンピック・リヨンは9月18日月曜日から有効となるファビオ・グロッソのファーストチームヘッドコーチの就任を発表する。元イタリア代表DFは1シーズンの延長オプションが付帯する2024年6月30日までの契約を結んだ」と伝えた。
現役時代にリヨンでもプレーし、2006年にはイタリア代表としてワールドカップ制覇を成し遂げたグロッソ監督は、2012年からコーチングキャリアをスタート。これまでに、バーリやエラス・ヴェローナ、シオン、ブレシアを指揮した同指揮官は、2021年に就任したフロジノーネで昨シーズンのセリエB優勝を成し遂げた。しかし、今夏には契約満了に伴って退任し、ここまで無所属の状態が続いていた。
グロッソ監督を招聘したリヨンは、今シーズン大不振に陥り、リーグ・アン最下位に沈む。昨年10月からチームを指揮したローラン・ブラン監督の下、チームは開幕から未勝利が続き、ここまで1分け3敗。9月上旬には本拠地でパリ・サンジェルマンに1-4で完敗し、11日にブラン監督の解任が決まった。
なお、日本時間18日3時45分にキックオフを迎えるル・アーヴルとの一戦で、グロッソ監督はスタンドから試合を見守ることに。この試合の後からチームを指揮し、24日のブレスト戦からベンチに座る予定だ。
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