ミランのステファノ・ピオリ監督は、インテルに1-5の大敗を喫した後にサポーターへ謝罪することを否定した。
16日のセリエA第4節でミランはサン・シーロでインテルとのミラノダービーに臨んだ。5分に失点したミランは、さらにゴールを許して0-2で前半を終える。後半に入ると、ラファエル・レオンが1点を返したが、69分から試合終了までにさらに3ゴールを奪われて、1-5の大敗を喫した。
これでインテルとの公式戦で5連敗となり、4点差をつけられる完敗を喫したミランのピオリ監督は、プレスカンファレンスの中でリポーターからファンに謝罪するかと問われ、怒りを見せながら自身の考えを口にした。
「ファンへの謝罪?その考えには同意しない。君たちは我々が5失点してダービーに敗れたがっていたとでも思っているのか?私の考えでは、何か悪いことを望んでやった場合に謝罪すべきだ」
また、ピオリ監督は試合を振り返り「残念だったことは、適切なことができた可能性があったタイミングで失点したことだ。ボールを持って、そしてミスをしたから2点目も良くなかった。たくさんのパスミスがあったとは思わないが、リスタートのときに用心できていなかった」と話し、以下に続けた。
「このようなことはあってはならないし、取り組んでいかないといけない。このような形でダービーに敗れたが、我々のパフォーマンスからすれば重すぎる結果だ。インテルは我々よりもスマートで、より効果的だったが、これだけの差があったとは思わない」
今回のダービーでのインテルとの差を認めたものの、ピオリ監督は「インテルは強いが、我々も同様だ。リーグの頂点を目指してプレーできる」と強調した。
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