パリ・サンジェルマン(PSG)は、ドイツ代表FWユリアン・ドラクスラーがアル・アハリに移籍することを発表した。
現地時間18日、クラブの公式ウェブサイトで「ドイツ代表選手ユリアン・ドラクスラーは完全移籍でカタールのクラブ、アル・アハリSCに加入する。クラブはユリアンのこれからのキャリアの成功を祈っている」と伝えた。
なお、PSGに支払われる移籍金は800-900万ユーロ(約13-14億円)に上ると、フランス『ル・パリジャン』などが伝えた。また、アル・アハリとドラクスラーは2025年夏までの契約を結んでいる。
ヴォルフスブルクから2017年冬にPSGに移籍したドラクスラーは、5シーズン半にわたって公式戦198試合に出場して26ゴールをマーク。4度のリーグアン優勝をはじめ、計12個のトロフィーを勝ち取り、2020年にはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。
しかし、ドラクスラーは近年、キリアン・エンバペやネイマール、リオネル・メッシらを擁したチームの中で序列を下げる。これを受け、昨シーズンにはベンフィカにローン移籍で加入していた。さらに、今夏に就任したルイス・エンリケ監督の構想外になっており、退団する可能性が高まっていた。
なお、ドラクスラーの加入の決まったアル・アハリはカタール・スターズリーグで現在11位。同リーグではPSG時代のチームメイトであるマルコ・ヴェッラッティやアブドゥ・ディアロもプレーしている。
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