ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督は、日本代表MF鎌田大地とフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージの共存について語った。
今夏の移籍市場でフランクフルトを退団した鎌田は、フリートランスファーでラツィオに加入。開幕節から先発でプレーし、2-1で勝利した王者ナポリとの一戦では決勝点となる移籍後初ゴールをマークした。また、1-3で敗れたユヴェントス戦でも好パフォーマンスを披露して高評価を受けている。
そんな鎌田のポジション争いのライバルになると考えられているのがゲンドゥージ。今夏にマルセイユからラツィオに移籍した元アーセナルMFはここまで2試合でプレーし、いずれも鎌田との交代でピッチに送り込まれている。
19日のチャンピオンズリーググループステージ開幕節のアトレティコ・マドリード戦を前にしたプレスカンファレンスで、サッリ監督は鎌田とゲンドゥージの共存の可能性について問われ、自身の考えを口にした。
「カマダとゲンドゥージは、ルイス・アルベルトがへとへとに疲れたときに一緒にプレーできる。ゲンドゥージがレジスタとしてプレーできるかって?それは不可能だ。私がそのポジションに必要としている特徴を彼は持っていない」
また、プレスカンファレンスに同席したアルベルトは、ここまでインパクトを残す鎌田ら新戦力を称えた。
「カマダ、ニコ(ニコロ・ロヴェッラ)、マテオはファンタスティックな選手だ。僕は大地のことをとても気に入っているし、彼は賢い選手だ。彼らはシーズンを通して活躍するだろう。彼らはラツィオと僕たち全員にとって良い存在になるはずだ。僕はまだマテオとはたくさんプレーしているわけではないけど、彼とダイチのどちらが周りにいても大きな違いはない」
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