トルコサッカー連盟は、イタリア人指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の就任を発表した。
現地時間21日、連盟の公式ウェブサイトで「私たちの代表チームのコーチのポジションに就くことでミスター・ヴィンチェンツォ・モンテッラと3年間の契約で合意した。私たちはミスター・モンテッラの代表チームのコーチとしての成功を祈っている」と伝えた。
トルコサッカー連盟は20日、2021年からチームを指揮したステファン・クンツ監督を解任。2年間にわたって20試合で指揮を執り、12勝3分け5敗の戦績を残した同指揮官だったが、9月にホームでアルメニア代表と1-1で引き分け、その後の日本代表との一戦では2-4で敗れた。この試合中には解任を求める声も上がっており、さらに試合後には選手を批判するコメントを残したりと、物議をかもしており、解任が決定的だと伝えられていた。
後任に就任するモンテッラ監督は、現役時代にローマやイタリア代表で活躍したフォワード。2009年からコーチ業に転身し、これまでにフィオレンティーナやサンプドリア、ミラン、セビージャなどを指揮した。2021年からはトルコのアダナ・デミスポルの指揮官に就任して、2シーズンにわたってチームを率いる。しかし、昨シーズン終了後に退任することが決まり、無所属になっていた。
なお、モンテッラ監督の初陣は、10月12日のEURO2024予選の敵地でのクロアチア代表戦になる予定だ。
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