AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループC第2節セパーハーン対アル・イテハドが中止された。
ACLを主催するアジアサッカー連盟(AFC)は現地時間2日に声明の中で「今夜にエスファハンのナクシェ・ジャハーン・スタジアムで予定されていたAFCチャンピオンズリーグ2023-24グループCのセパーハーンとアル・イテハドの試合は、不測の事態により中止された。AFCは選手やマッチオフィシャル、観客、関係者全員の安全を最優先していることを改めて強調する」と伝えた。
今夏の移籍市場でヨーロッパからビッグネームを獲得したサウジアラビア勢の1つで、昨年のバロンドール受賞者カリム・ベンゼマなどを擁するアル・イテハドは、2日の敵地でのセパーハーン戦を前に現地入りし、キックオフに向けて準備をしていた。しかし、同クラブはドレッシングルームからピッチに行くことを拒否。ピッチにつながるトンネルの終わりに元イラン軍司令官のガーセム・ソレイマーニー氏の銅像が建てられていることが理由であると伝えられている。
イランとサウジアラビアは2016年に国交断絶しており、今年に入ってから関係正常化に向けて大きく進展。これを受け、2016年以降、ACLで両国のクラブが対戦する際には中立地で行われていたが、今シーズンの大会から両国で開催されることが決まっていた。前節にはクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルがイランでペルセポリスと対戦して2-0で勝利していた。
なお、エスファハンにあるセパーハーンの本拠地ナクシェ・ジャハーン・スタジアムには、6万人程度のサポーターが詰めかけていたと伝えられている。
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