アル・ドゥハイルがクリストフ・ガルティエ監督の招聘に近づいている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は現地時間3日にX（旧ツイッター）で「独占：クリストフ・ガルティエ監督がアル・ドゥハイルの新ヘッドコーチ就任に迫っている。カタールのクラブとの話し合いは最終段階だ。here we go！エルナン・クレスポは解任され、すべてが計画通りに行けば、新監督としてガルティエが就任する」と伝えた。
ガルティエ監督は、2020-21シーズンにリールを率いて、パリ・サンジェルマン（PSG）などを抑えてリーグアン優勝を飾る。その後、ニースを経て2022年夏にはPSGの指揮官に就任した。しかし、リオネル・メッシやネイマール、キリアン・エンバペを擁するチームを悲願のチャンピオンズリーグ制覇には導けず、さらにリーグ優勝したものの、一時は不振に陥るなど不安定な戦いを見せ、昨シーズン終了後に解任されていた。
そんなガルティエ監督に白羽の矢を立てたのがアル・ドゥハイル。2022年から元アルゼンチン代表のストライカーであるエルナン・クレスポ監督がチームを指揮するものの、AFCチャンピオンズリーグのペルセポリス戦に0-1で敗れた後に解任されていた。
過去には元日本代表MF中島翔哉が在籍したアル・ドゥハイルは、昨シーズンのカタール・スターズリーグを制した強豪。しかし、今シーズンはリーグ戦開幕5試合で3勝1分け1敗とやや出遅れ、さらにAFCチャンピオンズリーグのグループステージではここまで1分け1敗と未勝利が続いている。
なお、アル・ドゥハイルには現在、元柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガやアストン・ヴィラから期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらが在籍している。
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