フランス・フットボールリーグ(LFP)は、パリ・サンジェルマン(PSG)の4選手に執行猶予付きの出場停止処分を科すことを発表した。
9月24日に行われた宿敵マルセイユとの“ル・クラスィク”で、PSGはホームで4-0の快勝劇を演じた。しかし、この試合後、ウスマン・デンベレ、アクラフ・ハキミ、ランダル・コロ・ムアニ、レイヴァン・クルザワの4選手がサポーターと一緒に相手サポーターに向けて侮辱的なチャントを歌った動画がソーシャルメディアで拡散した。
これを受け、選手たちは謝罪を行ったものの、LFPはPSGの4選手に対する処分を発表。懲罰委員会は4選手を呼び出してヒアリングを実施し、各選手に執行猶予付きの1試合の出場停止処分を科すことを決定した。なお、この処分は10月10日から効力を持つことになる。
また、選手への処分とは別に、PSGはサポーターがマルセイユの選手に対して同性愛を侮辱するチャントを歌ったとして本拠地パルク・デ・プランスのオートゥイユスタンドの2試合の閉鎖を命じられた。なお、1試合は執行猶予付きとなっている。
PSGはこれらの処分を受け、「パリ・サンジェルマンは懲罰委員会が行き過ぎた制裁を科すことを決めたことを遺憾に思う」と不満をあらわにしたが、この処分に対して異議申し立てを行わないことも明らかにしている。
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