レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、ジュード・ベリンガムを大絶賛した。
日本時間7日に行われたラ・リーガ第9節でレアル・マドリードはホームでオサスナと対戦。9分にベリンガムが先制ゴールを決めてレアル・マドリードが1点のリードで試合を折り返す。後半に入ると、54分に再びベリンガムがネットを揺らし、65分にはヴィニシウス・ジュニオール、70分にはホセルにもゴールが生まれて、レアル・マドリードが4-0でオサスナを下した。
この試合で2ゴールを決めたベリンガムは、今夏のレアル・マドリード加入後最初の公式戦10試合出場で得点数は早くも二桁の10ゴールに到達。これはクリスティアーノ・ロナウドが2009年の加入後最初の公式戦10試合で決めた数字に並ぶ得点数になった。
この活躍を受け、アンチェロッティ監督は試合後のプレスカンファレンスで「ベリンガムはいつも通りの彼だった。彼は攻撃時に多くのチャンスを見つけ出しているし、彼にはピッチ上で固定されたポジションはない」と話し、ここまでのゴール数を予想していなかったと続けた。
「彼は相手に多くのダメージを与えている。ゴールに関して誰も彼がこのレベルでプレーすとは予想していなかった。固定されたポジションでプレーする選手の分析は容易いが、彼はそうではない。だから事実として、彼相手にしっかりとディフェンスをすることはとても難しい」
「彼はとても良いプレーをしているし、彼が世界最高の選手かどうかなんて我々が気にすることではない。我々は彼と契約できたことにとても満足している。ただそれだけだ。彼には多くの成熟さがあり、いつだって彼が20歳であることを我々に忘れさせている」
また、ヴィニシウスもベリンガムに賛辞を送っており、「ベリンガムはレアル・マドリードでプレーするために生まれてきた。とても明らかなことだ。僕たち全員がチームメイトとして彼がいてくれてとてもうれしいから、これから何年も一緒にプレーできることを願っている」と語った。
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