元ベルギー代表FWエデン・アザールが現役引退を発表した。
アザールは現地時間10日、自身のインスタグラムで「自分自身の声を聞かないといけないし、適切な時期にストップと言わないといけない。16年間で700試合以上をプレーした後、僕はプロフェッショナルフットボール選手としてのキャリアを終わりにすることを決めた」と綴り、感謝を続けた。
「僕は夢を実現することができたし、世界中のピッチの上でプレーし、楽しんだ。キャリアの中で最高の監督やコーチ、チームメイトと出会えて僕は幸運だった。最高の時間を過ごせてみんなに感謝しているし、君たちみんなのことを恋しく思うだろう。LOSC、チェルシー、レアル・マドリード、プレーしたクラブに感謝したいし、ベルギー代表でプレーできてRBFAにも感謝している」
「家族、友人、アドバイザー、そして良いときも悪いときも近くにいてくれた人たち、みんなに特別な感謝を送りたい。最後に、いつも僕を応援し、僕がプレーしたすべての場所で勇気をくれた君たちファンにとても大きな感謝を送る。今は愛する人たちと過ごし、新しい経験を積むときだ。すぐにフィールドの外で会おう」
2007年にリールでファーストチームデビューを飾ったアザールは、フランスの地で頭角を現して2012年にチェルシーに移籍。公式戦352試合で110ゴール92アシストを記録して2度のプレミアリーグ優勝や2度のヨーロッパリーグ制覇など6つのトロフィー獲得に貢献した。そして、2019年夏には念願のレアル・マドリード移籍を果たした同選手だが、故障やコンディション不良に悩まされ、期待されていたほどの活躍ができず、今夏に退団した。
また、アザールは2008年に17歳でベルギー代表デビューを飾り、以降チームに定着。2015年からはチームキャプテンを託されるなど、同国歴代4位となる126キャップ、歴代2位となる33ゴールを記録した。2018年ワールドカップでは史上最高位となる3位フィニッシュに貢献したりと、ワールドカップに3度、EUROに2度出場した。グループステージで敗退した2022年ワールドカップ終了後に代表引退を発表していた。
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