ユヴェントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリが違法なプラットフォームを使用した賭博違反で捜査対象となり、最大3年間の活動禁止処分を科される可能性がある。イタリア『Las Stampa』が報じた。
『Las Stampa』によると、違法オンラインプラットフォームを通じたギャンブルに関する捜査がトリノ検察当局により行われており、その中で容疑を掛けられた賭け手の1人にファジョーリの名前が浮上した模様。これを受け、同選手への捜査がすでに開始されている。
イタリアサッカー連盟(FIGC)は8月末にすでにこの件を把握しており、ファジョーリの弁護士から同選手がトリノ検察当局からの捜査を受けていることを報告された後に、同連盟の検察官も調査を開始した。
規定により、プロフェッショナルフットボール選手はFIGCや欧州サッカー連盟、国際サッカー連盟の公式なイベントへのベッティングは禁止されている。仮に違反が確定した場合、ファジョーリは2万5000ユーロ(約400万円)以上の罰金と、最大で3年間の活動禁止を科される可能性がある。
なお、ファジョーリの弁護士は「私たちはクライアントが最大限の透明性と関係機関への協力とともに、責任を持ってこの状況に向き合っていることを強調する。彼は迅速に検察官にこの件を報告した。ニコロは心配しておらず、ユヴェントスと今シーズンのことに集中している」と声明を出した。
ユヴェントスの期待の若手選手である22歳のファジョーリは、今シーズンのセリエAで3位と好スタートを切ったチームの中で、ここまで6試合に出場して1アシストを記録している。
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