ナポリがルディ・ガルシア監督の後任としてアントニオ・コンテ監督が適切であるかを把握するために正式に接触したようだ。
イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が現地時間11日に伝えたところによると、ナポリはこの度コンテ監督に正式にアプローチした模様。同指揮官がガルシア監督の後任として適切であるかを把握するための話し合いが今後も続けられる見込みだ。ただし、協議すべき重要なことが複数あり、現時点では最終決定に至っていないと伝えられている。
昨シーズンに33年ぶりのセリエA優勝を成し遂げたナポリだが、今夏にその功労者であるルチアーノ・スパレッティ監督が退任。後任にはさまざまな指揮官の名前が浮上していたが、最終的に4月にアル・ナスルから解任されたガルシア監督が今シーズンからチームを指揮することが決まった。
しかし、ナポリは今シーズン、序盤から難しい戦いが続く。開幕2連勝を飾ったものの、ラツィオに敗れて初黒星を喫し、勝ち切れない試合が続いた後、日本時間9日にはホームでフィオレンティーナに1-3で敗れた。ここまで4勝2分け2敗の5位に位置するものの、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は先日に今シーズンのチームに対して批判的な言葉を残し、さらに9日には首脳陣が指揮官の将来を話し合う会議を開催していた。
ガルシア監督解任の可能性が高まる中、後任に浮上したのがコンテ監督。ユヴェントスやインテルでセリエA優勝を成し遂げた同指揮官は、今年3月にトッテナムから解任されて現在フリー。しかし、ナポリからの関心が報じられる中、11日にソーシャルメディアに「今のところ、家族と楽しむことを続ける考えしかないことを改めて強調する」と投稿していた。
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