アル・ドゥハイルは、クリストフ・ガルティエ監督が新指揮官に就任したことを発表した。
現地時間12日、アル・ドゥハイルは公式ウェブサイトで「アルゼンチン人のエルナン・クレスポの後任としてファーストチームを指揮するためにフランス人コーチのクリストフ・ガルティエと契約を結ぶための手続きをクラブ首脳陣は完了した」と伝えた。なお、契約期間は公表されていない。
過去に元日本代表MF中島翔哉が在籍したアル・ドゥハイルは、昨シーズンのカタール・スターズリーグを制した強豪。しかし今シーズン、リーグ戦開幕5試合で3勝1分け1敗の4位とやや出遅れ、さらにAFCチャンピオンズリーグのグループステージではここまで1分け1敗と勝利がない。これを受け、2022年からチームを指揮したクレスポ監督を11日に解任した。
クレスポ監督の後任に決まったガルティエ監督は、2022年夏からパリ・サンジェルマン（PSG）を指揮し、昨シーズンのリーグアン優勝を成し遂げた。しかし、リオネル・メッシやネイマール、キリアン・エンバペを擁するチームを悲願のチャンピオンズリーグ制覇には導けず、今夏に解任された。
アル・ドゥハイルには現在、元柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガやアストン・ヴィラから期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらが在籍している。
日本時間15日のアル・ガラファ戦がガルティエ監督のアル・ドゥハイルでの初陣になる見込み。さらに、25日にはクリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネらが所属するアル・ナスルと敵地でのAFCチャンピオンズリーググループステージ第3節で対戦する。
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