イタリア代表MFサンドロ・トナーリとニコロ・ザニオーロがトレーニングキャンプから離脱した。
現地時間12日午後、イタリア『ANSA』など各メディアはトナーリとザニオーロが賭博違反に関する捜査でコヴェルチアノにあるイタリアチームのトレーニング施設内で警察からの聴取を受けたと報道。その後、イタリアサッカー連盟(FIGC)も声明を出し、この報道を認め、両選手を所属クラブに帰したことを発表した。これにより、イタリアチームは2選手を欠いて10月のEURO2024予選の2試合を戦うことになる。
さらに、トナーリとザニオーロはトリノの検察当局の正式な捜査を受けており、先日に同様に賭博違反の疑いが掛かったユヴェントスのニコロ・ファジョーリの捜査を行う検察官が両選手の捜査も担当しているようだ。
トナーリとザニオーロは、それぞれニューカッスル・ユナイテッドとアストン・ヴィラに在籍しており、仮に違反が確定してもFIGCの処分対象にはならないとされているが、処分は欧州サッカー連盟や国際サッカー連盟の主催試合にも適応されると考えられている。
また、ジャーナリストのファブリツィオ・コロナ氏によると、中でもザニオーロはローマ在籍時に自身がメンバー入りしたコッパ・イタリアの試合にベッティングしていた模様。自チームに賭けることはスポーツの公平性を損なわせる重大な違反であり、より深刻な問題に発展する可能性がある。
トナーリとザニオーロを失ったルチアーノ・スパレッティ監督率いるイタリアチームは、日本時間15日にホームでマルタ、18日に敵地でイングランドと対戦する予定だ。
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