ミランのレジェンドであるマルセル・デサイー氏が、古巣に助言を与えている。『Football Italia』が伝えた。
2023-24シーズンのセリエA第8節終了時点で、7勝1敗と好調を維持して首位に君臨するミラン。特に、2023年夏にチェルシーから完全移籍加入したクリスティアン・プリシッチがここまで4ゴール1アシストを記録しており、好調の原動力として注目を集めている。
しかし、かつてミランで2度のセリエA制覇や1度のUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）制覇を成し遂げたデサイー氏は、チームがさらに向上していく必要があると感じているようだ。
「あのチームはまだまだ経験と力を蓄える必要があると思う。（ラファエル）レオンが一貫性を欠いていると見えるように…彼はまだ試合の中で一貫性を示せていないし、チームもまだ学ばなければいけない」
また、プリシッチに向けても名門クラブの歴史が誇る重みを説いた。
「クリスティアン・プリシッチだって、私たちに頼りにされるにあたって、リーダーシップを理解して受け入れるための時間が必要だ。彼はチェルシーでずっとプレーしていたわけではなかったところからミランに来た。このクラブの歴史を理解し、吸収する必要がある。サンシーロは素晴らしい庭園であり、そこでは毎週求められるインテンシティを満たさなければならない。つまり、まだ土台を築けていないんだ」
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