ニースは、アルジェリア代表DFユーセフ・アタルに当面の活動停止処分を科した。
現地時間18日、クラブはアタルに関する声明の中で「アルジェリア代表チームから戻った直後、ユーセフ・アタルは話し合いのためにニースのディレクター陣から連絡を受けた。投稿の共有を即座に削除し、謝罪を行ったことにより、選手が自身の過ちを認識したとニースは理解している」と綴り、同選手に処分を科したことを伝えた。
「しかし、共有された投稿の性質やその深刻さを考慮して、クラブはスポーツ機関や法務機関によるアクションがあるよりも早くに選手に対して懲戒処分を取ることを決めた。クラブは今後の通知があるまでユーセフ・アタルを活動停止にすることを決めた」
2018年からニースでプレーし、今シーズンもここまで公式戦6試合で1ゴールをマークしてリーグ・アン2位と好調を維持するチームを支えるアタルだが、先日に自身のソーシャルメディアで緊張の高まるイスラエルとパレスチナの対立に関する投稿を行った。反ユダヤ主義に関する動画が投稿されたと伝えられており、すでに削除されたものの、ニースの検察当局がテロ行為の支持と判断して予備捜査を開始した。
当のアタルは、15日の段階でソーシャルメディア上で今回の件を謝罪。「僕の投稿が多くの人に衝撃を与えたことを認識している。謝罪したい。曖昧さなく僕の立場をはっきりとさせたい。世界中のいかなる形の暴力を強く非難し、すべての被害者を支援する」と投稿していた。
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