マンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョを巡り、ユヴェントスなどによる争奪戦が起きる可能性があるようだ。イギリス『スカイスポーツ』が報じた。
日本時間9月4日のプレミアリーグ第4節アーセナル戦で登録メンバーを外れ、自身SNSを通じて「長い間スケープゴートにされている」と発信したサンチョ。エリック・テン・ハーグ監督の「トレーニングを見てメンバーに選ばなかった」という発言に対する批判と見られ、両者による衝突が伝えられてきた。
また、マンチェスター・Uも規律の問題とし、解決までサンチョをトップチームの練習から外すことを発表。以降、公式戦の出場機会は与えられず、2023-24シーズンはここまで3試合のみの出場となっている。
そんなサンチョは2024年1月にも移籍する可能性が報じられており、『スカイスポーツ』によればユヴェントス、ドルトムント、さらにはトルコのあまり有名ではないクラブも手を挙げているという。レンタルでの放出になるとされ、給与の負担など金銭面で複雑な契約になると予想されているが、マンチェスター・Uは騒動を落ち着けるためにもオファーを受け入れる用意をしているようだ。
MFポール・ポグバがドーピング規定違反の疑いで出場停止処分を科されることが有力視され、MFニコロ・ファジョーリも賭博違反により最低7カ月間の出場停止にされているユヴェントス。ポジションの違うサンチョをそのまま代役と見なすことはできないが、即戦力を加えることで、予期せぬ事態により選手層にトラブルが生じている現状に変化をつけることはできるのだろうか。
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