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ファン襲撃で指揮官グロッソ負傷により延期に至ったマルセイユ対リヨンは12月6日に開催決定…ただし会場は未定|リーグアン

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ファン襲撃で指揮官グロッソ負傷により延期に至ったマルセイユ対リヨンは12月6日に開催決定…ただし会場は未定|リーグアン(C)Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】日本時間30日に予定されていたマルセイユとリヨンの一戦は、ファビオ・グロッソ監督がファンの襲撃で負傷したことにより、キックオフを待たずして延期されることが決まった。

リーグアン第10節のマルセイユ対リヨンは12月6日に開催されることが決まった。

当初、現地時間10月29日に予定されていたマルセイユ対リヨンによる“ショック・ドゥ・オランピック”。しかし、アウェーチームのリヨンが会場となるマルセイユの本拠地スタッド・ヴェロドロームに向かう途中にチームバスとサポーターが乗ったバスが投石などによって襲撃された。これにより、リヨンのファビオ・グロッソ監督が顔面を負傷して数針を縫うケガを負っていた。

これを受け、リヨンが試合開催を拒否する中、マルセイユとリヨンの両会長、オフィシャル、行政機関による緊急会議が行われ、同日にこの一戦を行わないことが決まり、延期の扱いになっていた。

そして2日、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)は声明の中でマルセイユとリヨンの一戦の開催日時を発表。「本日会議が行われ、LFP大会委員会はマルセイユとリヨンの試合に関する決定を下した。この一戦は両チームがプレー可能な最初の日である12月6日の水曜日に行われる」と伝えた。ただし、現段階で会場は決まっておらず、安全面の関する情報が届いてから決まるようだ。

なお、リヨン側はマルセイユ戦を中立地で行うことを求めており、ジェネラルディレクターのヴァンサン・ポンソ氏は「我々が望んでいることは選手たちの安全が保障されることだ。彼らはフットボールをプレーするために来ている。我々が求めていることはコンクリートのブロックが彼らの頭に当たらないことだ」と訴えていた。

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