ミランが、現ニューカッスル・ユナイテッドMFサンドロ・トナーリが抱えている問題を認識していなかったと主張した。サッカーメディア『GOAL』が報じている。
トナーリは10月、イタリア代表として活動していた最中に賭博違反に関する疑いで聴取を受け、チームを離脱。ミラン在籍時に自チームの試合に賭けていたことを認め、イタリアサッカー連盟(FIGC)によって10カ月の出場停止処分が科された。国際サッカー連盟(FIFA)が承認したことで、この出場停止は世界規模で適用されている。
2023年夏に移籍金5500万ポンド(現在のレートで約102億円)でミランからニューカッスルに完全移籍していたトナーリ。売却する前からミランは同選手がギャンブル依存症の問題を抱えていることを把握していたのではないかという疑惑が各所から持ち上がったという。
また、ニューカッスルのスポーツディレクターを務めるダン・アシュワース氏も真実を捉えかねている状態のようだ。
「他のクラブが何をしていて、何をしていないのかを知ることはとても難しいことだ。できることと言えば、自分たちの独自の内部調査と内部プロセスを見つめることだけだろう。非常に返答に困る疑問だが、分からない」
これを受け、ミランは以下のような声明で疑惑を否定した。
「私たちがトナーリの依存症について初めて知ったのは、メディア報道を通じてです。そこで目を通したことだけ知っています。それ以外は何も知りません」
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