バルセロナを率いるチャビ・エルナンデス監督は、自チームの勝利という結果に納得がいっていないようだ。スペイン『モビスタール・プルス』が伝えた。
10月28日のラ・リーガ第11節でレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に1-2で敗れて今季初黒星を喫し、11月5日の第12節レアル・ソシエダ戦でリスタートを図ったバルセロナ。試合は終盤までスコアレスだったが、後半ATにアラウーホが決勝点を沈めて1-0でバルセロナが競り勝った。
タフな試合を制してもぎ取った勝ち点3だが、チャビ監督は内容に満足できなかったようだ。
「先週の私たちは勝利に値したが勝てなかった。だが、この試合では勝利に値しなかったのに勝ってしまった。クラシコ後に頭を切り替えたはずなのに、あの敗戦の影響を感じさせる形で、インテンシティなく試合に入ってしまった。私たちは貴重な勝ち点3を持ち帰ることになる」
さらに、久保建英らを攻撃の中心に据えるソシエダを称えつつ、不十分なパフォーマンスでも勝利できたことの重要性も強調した。
「反省しなくてはならない。ラ・レアルは私たちよりも優れていたし、彼らにはもっと良い結果がふさわしかったはずだ。インテンシティを発揮することに交渉の余地はない。ただ良いプレーを見せずに勝てるのが、チャンピオンとなれるチームだ。この勝利は本当に貴重なものだよ」
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