パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル=ケライフィ会長は、去就に注目の集まるフランス代表FWキリアン・エンバペについて語った。
アル=ケライフィ会長はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で来夏のレアル・マドリード移籍が再浮上するエンバペについて「キリアンは最高のことを成し遂げ続けている。人々はそれが当然のことと考えているかもしれない。しかし、彼のように2度ワールドカップ決勝でプレーし、さらにハットトリックをマークした選手はいない」と話し、同選手が今後もクラブの構想に入り続けることを主張した。
「キリアンは世界最高の選手であると、私は何回でも言うことになるだろう。彼がPSGとフランスを引っ張るのを見ることは最高だ。彼は私たちの若手選手にポジティブな影響を与えていて、未来を構築するために私たちを助けている」
また、レアル・マドリードが公式声明でエンバペとの交渉がないと主張したことについても問われたアル=ケライフィ会長は「彼らの声明を見ていない。私たち全員が他者のことではなく、私たち自身のこと、私たちのフットボールのことだけに集中している」とコメントした。
2017年にPSGに加入して以降大活躍を続けるエンバペだが、昨夏に結んだ2年間の現行契約は来夏に満了予定。同選手はこれ以上クラブとの契約を延長する意思がないことを伝えており、シーズン終了後の去就には大きな注目が集まっている。そんなエンバペに対しては、以前から相思相愛とされているレアル・マドリードが再び興味を持つと考えられており、先日から移籍に関する憶測が飛び交っている。
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