サンフレッチェ広島のドイツ人指揮官ミヒャエル・スキッベ監督は、今シーズンのチームの戦いや日本での様子などについて語った。
2022年にサンフレッチェ広島の指揮官に就任したスキッベ監督は、昨シーズンにJリーグYBCルヴァンカップ制覇と天皇杯決勝進出にチームを導く。今シーズンはここまでJ1リーグ4位と上位争いを繰り広げるチームの躍進を支えている。
サンフレッチェ広島で非凡な手腕を披露するスキッベ監督は、母国ドイツの『Transfermarkt』のインタビューに応じ、その中で今シーズンのチームの戦いや来シーズンに向けてコメントした。
「とても良いシーズンのスタートで、13節まで上位にいた。しかし、その後負傷で2人の重要な選手を失った。そして、我々にはトップチームと戦うだけの競争力がなくなった。それでもこの数週間、再びチームが完成され、再びトップチームに迫り、3位フィニッシュに向けてラストスパートだ。シーズン半ばに負傷で難しい時間を過ごしたが、我々は今シーズンの戦いに満足している」
「今、チーム全体が本当にたくさんの適切なことをやっているという感じだ。我々は真のビッグクラブではないから、他クラブのように財政面で大きなチャンスがあるわけではないが、クラブは本当に継続的に取り組んでいるし、とても良く、とても堅実で、野心を持っている。これが最も重要なことだ」
「今、我々はコーチとしての私を含めて新シーズンに向けた計画を始めるプロセスを進めている。この数カ月間良かったおかげで我々は一緒に将来に向けた計画についても話をすることになるだろう。30年間使用したビッグアーチスタジアムから離れることは少し悲しいし、私はこのスタジアムが本当に大好きだった。しかし、ピースウィングスタジアムは美しいスタジアムで、ファンにとってもとても良いものになるはずだ」
また、スキッベ監督は他のドイツ人コーチやドイツ人選手に日本に来ることを勧めたいとも語っている。
「もちろんだ。ここに来る前にすでにここで働いたドイツ人コーチたちに連絡した。その中の1人がホルスト・ケッペルで、彼は浦和レッズでの時間やここの人たち、ここでの生活、すべてのことについて熱弁していた。今、私は彼と同様の経験をしているし、ここに来ることをみんなに勧めることができる。素晴らしい国、最高の人たち、美しいスタジアム、良いフットボール、高いモチベーション、才能のある選手たち。これは本当に最高の物語だ」
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