ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が今シーズン終了後に退任する可能性がある。
イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が現地時間28日に伝えたところによると、アッレグリ監督はまだ将来の決断を下してはいないものの、契約期間を1年間残して来夏にユヴェントスから離れることを真剣に検討しているようだ。
さらに、2021年夏にユヴェントスに2年ぶりに帰還した際の会長であるアンドレア・アニェッリ氏がクラブのスキャンダルで昨シーズン中に辞任。旧首脳陣が一掃されたことで、アッレグリ監督がクラブに変化が起きたと感じたことも退任を検討している要因であると伝えられている。
その他にも、クラブOBで2014年までクラブを指揮し、将来的な復帰の可能性を否定しなかったアントニオ・コンテ氏がヴィノーヴォにあるユースのトレーニング場を訪問したことにもアッレグリ監督は不満を持つ模様。これを受け、同メディアは「いくつかの小さな政治的な事案がクラブの環境の堅実性を弱体化させる危険性がある」とも綴った。
2019年まで指揮したユヴェントスに2年後の2021年に帰還したアッレグリ監督。ここまでの2年間でタイトルこそないものの、スキャンダルによる勝ち点はく奪などさまざまな問題に直面する中で、今シーズンはここまでセリエA2位と好調を続けるチームの躍進を指揮している。なお、同指揮官の現行契約は2025年夏に満了を迎える予定だ。
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