今シーズンのミランに故障者が続出している。
2シーズンぶりのセリエA奪還を目指すミラン。今シーズンここまでチャンピオンズリーグでグループF最下位と敗退の危機に直面する同クラブだが、リーグ戦では首位インテルと勝ち点6差の3位とまずまずの位置につけている。
そんなミランだが、今シーズン序盤から負傷者が続出しており、日本時間29日の1-3で敗れたドルトムント戦ではマリック・チャウが負傷交代。『スカイスポーツ・イタリア』が伝えたところによると、同選手は左大腿二頭筋の筋腱移行部に重傷を負ったようで、長期的な離脱を余儀なくされ、年明け以降の復帰になることが予想されている。
『スカイスポーツ・イタリア』によると、チャウの負傷で今シーズンのミランの負傷者は回復した選手も含めて延べ25名に上る模様。さらに、このうちの約70％に当たる18名は筋肉系のケガを負ったようだ。
多くの選手はすでに回復しているが、依然としてチャウを含めて9選手が離脱中であり、日本時間3日に行われるホームでのフロジノーネ戦に間に合わないと考えられている。
中でも、DF陣に離脱者が集中しており、チャウの他に大腿直筋腱断裂のピエール・カルル、踵骨折のマルコ・ペッレグリーノ、筋肉系のトラブルを抱えるシモン・ケアー、足首負傷のマッティア・カルダーラが故障者リストに。フロジノーネ戦で起用できるセンターバックの本職がフィカヨ・トモリしかおらず、ステファノ・ピオリ監督はどのようなDFラインの並びでこの試合に臨むのだろうか。
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