シント=トロイデンの日本人MF伊藤涼太郎がメヘレン戦で得点を挙げて勝利に貢献した。
日本時間4日に行われたベルギーリーグ第16節でシント=トロイデンはメヘレンの本拠地に乗り込んだ。シント=トロイデンではGK鈴木彩艶、伊藤、橋岡大樹の3選手が先発出場し、山本理仁と藤田譲瑠チマはベンチから試合開始を見守った。
試合はアウェーのシント=トロイデンが先手を取る。5分にアブバカリ・コイタが直接FK狙うも、シュートは壁に阻まれたが、こぼれ球を自らシュートまで持ち込む。右足から放たれた低い弾道のシュートはゴール左隅に吸い込まれ、シント=トロイデンがリードを奪った。
さらに42分、伊藤が追加点をマーク。コイタが個人技からシュートまで持ち込むも、シュートはポストに嫌われる。それでも、ペナルティエリアの浅い位置にいた伊藤がそのこぼれ球に素早く反応してダイレクトで左足を振り抜く。低い弾道の強烈なシュートはゴールニアサイドに突き刺さった。このゴールは伊藤にとって9月17日のホームでのメヘレン戦以来となる約2カ月半ぶりの今シーズン2ゴール目となった。
後半に入ると、降雪が激しくなり、雪で覆われるピッチコンディションに。そんな中でも、シント=トロイデンはメヘレン相手に主導権を握り続け、複数のチャンスを作り出す。橋岡にも惜しい場面があったが、クロスバーに嫌われてこれ以上の得点は生まれず。
終盤には藤田と山本も投入され、計5名の日本人選手がピッチに立ったシント=トロイデンが2-0でメヘレンを下した。なお、この勝利は10月27日のモレンベーク戦以来となるリーグ戦4試合ぶりの白星となった。
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