12月18日までフランス国内の危険性の高い試合におけるアウェーサポーターの渡航が禁止されたようだ。フランス『RMC Sport』が伝えた。
2日のナントが1-0でニースに勝利した一戦の開始前に両チームのサポーターが衝突し、その中で31歳のナントサポーターが刺されて死亡する悲劇が起きた。これを受け、スポーツ大臣がより厳しい措置を取ることを望んでおり、18日に行われる内務大臣や関係部署の関係者が出席するフランスのサポーター団体のミーティングまで暫定的にアウェーサポーターの試合観戦を禁止する措置に至ったと伝えられている。
フランスフットボール界では近年、サポーターの過激な行動が問題となっており、今回の暫定的な措置は今後科される複数の措置の第一弾になることが予想されている。スポーツ省は年明けすぐに新たな措置を導入する見込みだ。
先日には、マルセイユとリヨンによるダービー“ショック・ドゥ・オランピック”がマルセイユの本拠地スタッド・ヴェロドロームで開催される予定だったが、ホームサポーターがリヨンのチームバスとサポーターが搭乗したバスを襲撃し、試合はキックオフを待たずに延期になることが決まっていた。なお、この試合は日本時間7日に実施される予定で、すでにリヨンサポーターの渡航が禁止されている。
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