カタールサッカー協会は、カルロス・ケイロス監督の退任とマルケス・ロペス監督の就任を発表した。
現地時間6日、カタールサッカー協会は声明の中で「ポルトガル人コーチ、カルロス・ケイロスのヘッドコーチとしての任期が双方の合意により平和的に終わったことを発表する。代表チームのヘッドコーチとしての任期中の揺るぎない献身性やリーダーシップ、貢献に対してケイロスに心からの感謝を表す。私たちは彼の将来の成功を祈っている」と伝えた。
昨年の自国開催のワールドカップで初出場したカタールだが、3戦3敗を喫して敗退し、大会終了後にフェリックス・サンチェス監督が退任。そして2月にケイロス監督が4年契約を結んで新指揮官に就任した。2大会連続のワールドカップ出場を目指して11月から始まったアジア2次予選でも連勝スタートを飾り、自国開催でのアジアカップ連覇に向けても着々と準備を進めていたが、来年1月12日の開幕まで1カ月余りでの退任が決まった。
また、同日にカタールサッカー協会は新指揮官の就任を発表。声明の中で「スペイン人コーチ、マルケス・ロペスがカタール代表チームのヘッドコーチになることを発表する。コーチはアジアカップ2023で代表チームを指揮する」と伝えた。
短期間ながらエスパニョールやシント=トロイデンを指揮した経験のあるロペス監督は、その後当時カタール2部のアル・ワクラの指揮官に就任。2年目にはチームを1部スターズリーグに昇格させ、以降上位争いを繰り広げる強豪の1つにチームを押し上げるなどの手腕を見せてきた。この功績を受け、カタールサッカー協会は同指揮官をアル・ワクラから引き抜き、自国開催のアジアカップを戦うチームを託した。
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