FA女子スーパーリーグのアーセナル対チェルシーでリーグ最多の入場者数を記録した。
日本時間10日に行われたFA女子スーパーリーグ第9節でアーセナルとチェルシーが対戦。アーセナルは8分にベス・ミードのゴールで先制するも、直後にヨハンナ・リッティン・カネリドのゴールでチェルシーが同点に。それでも、ホームの大観衆に押されるアーセナルは、36分にアマンダ・イレステト、2分後にアレッシア・ルッソと前半のうちに勝ち越しに成功。後半にはルッソがPKからネットを揺らしてアーセナルが4-1でチェルシーを下した。
FA女子スーパーリーグの優勝を争う強豪同士の一戦が行われたエミレーツ・スタジアムには、5万9042人の観客が詰めかけた。これは今年10月に同じくエミレーツ・スタジアムが会場となったアーセナル対リヴァプールで樹立したリーグ記録の5万4115人を上回ってのリーグ新記録になった。
アーセナルのCEOを務めるヴィナイ・ヴェンカテシャム氏は「今日私たちが目にした女子チームに向けられたサポートは素晴らしかったし、全員が私たちのクラブとつながっていると感じられたと思う。女子スーパーリーグの入場者数記録の更新は重大な瞬間だ。私たちはこの瞬間に貢献した女子チーム、ファンタスティックなサポーター、情熱的な人々のことを誇りに感じている」とコメントした。
イングランドでは昨夏の女子EURO2022の女子代表チームの優勝を機に女子フットボール人気が高まっている。アーセナルはこの2シーズンを通して継続的に高い集客力を示しており、もう一つの本拠地メドウ・パークではシーズンを通してチケットの完売が続いている。
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