スタンダール・リエージュの日本代表MF川辺駿がチームの“Xファクター”になっているようだ。
2022年冬にグラスホッパースからウォルヴァーハンプトンに移籍した川辺だが、プレミアリーグのクラブでプレーすることなく今夏にスタンダール・リエージュに売却された。すると、同選手はここまでの公式戦18試合に出場して中盤の選手ながらチーム最多となる6ゴールを記録するなど好調を維持している。
先週末の宿敵アンデルレヒト戦では、名手カスパー・シュマイケルから再びゴールを奪って敵地での勝ち点1獲得に貢献した川辺について、ベルギー『WALTFWOOT.BE』は「ハヤオ・カワベはスタンダールのXファクター。日本人はカール・フーフケンスにとってかなり価値のある選手だ」と題して特集を組んだ。
アンデルレヒト戦での川辺について「危険はほとんどただ1人の選手の足から作られていた。それはハヤオ・カワベだ。日本人はリエージュの攻撃に自発性を加えている」と綴り、この試合での同選手の活躍を称えた。
「彼自身の同点弾の前にも、日本人はすでに危険を作り出していた。今シーズンのスタンダールの大問題である枠内シュートを彼はほとんどすべての場面で打つことができるようだ。さらに、カワベの技術面での正確性は平均以上で、同点ゴールにつながったアンデルレヒトディフェンダーを約2メートル離したコントロールがそれを証明している」
さらに、同メディアは昨シーズンまでローン移籍で加入していたフィリップ・ツィンカーナーゲルを例に挙げ、川辺も同様のインパクトを残すことができるとさらなる期待を寄せた。
「昨シーズンのフィリップ・ツィンカーナーゲルのようであり、2人の選手には同じプレースタイルがあるわけではないが、ハヤオ・カワベはスタンダールのXファクターだ。2人の一番の違いは、日本人はすでにリエージュに所属していて、来シーズンもプレーを続けられるということだ」
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