レアル・マドリードのオーストリア代表DFダヴィド・アラバが膝前十字靭帯断裂の重傷を負った。
現地時間17日、レアル・マドリードは声明の中で「私たちの選手ダヴィド・アラバに実施された検査の結果、彼は左膝の前十字靭帯の断裂と診断された。選手は今後手術を受けることになる」と伝えた。なお、クラブから離脱期間に関する発表は出ていないが、負傷の性質から8-10カ月の離脱が濃厚で、今シーズン中の復帰は絶望的であり、オーストリア代表としてのEURO2024の欠場も決定的な状況だ。
レアル・マドリードの主力センターバックとして今シーズン公式戦17試合をプレーするアラバは、17日の4-1で勝利したビジャレアル戦に先発。しかし、前半に膝を痛めてプレー続行不可となり途中交代を余儀なくされていた。
試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は心配されるアラバの状態について「アラバは前十字靭帯を切った。とても悲しい。3人(アラバに加え、ティボー・クルトワとエデル・ミリトン)の選手が前十字靭帯を切ったことなんて私にとって初めてのことだ。信じられない」と語っていた。
アラバの重傷を受け、レアル・マドリードのファーストチームでセンターバックを本職とする選手はアントニオ・リュディガーとナチョのみに。年明けからはスペイン・スーパーカップやチャンピオンズリーグと、ラ・リーガに加えて重要な試合が続く中、アンチェロッティ監督は来冬の移籍市場での補強の可能性を示唆している。
「チームがしなければならないことは我々がやっているように踏ん張ることだ。我々はみんなが予想していた以上にそのようにやってきている。問題はあるが、チームは頑張っている。(移籍市場で)我々にできることがあるかをこれからの数日間をかけて見ていくことになる」
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