シント=トロイデンの日本人MF藤田譲瑠チマが移籍後初ゴールをマークした。
日本時間28日に行われたベルギーリーグ第20節でシント=トロイデンは敵地でスタンダール・リエージュと対戦。シント=トロイデンでは藤田の他に橋岡大樹と鈴木彩艶が先発し、山本理仁と伊藤涼太郎がベンチ入りした。一方のスタンダール・リエージュでは川辺駿がスターティングメンバーに名を連ねた。
リーグ中位同士の対戦となったこの試合、シント=トロイデンがボールを持ちながら試合をコントロールする。アブバカリ・コイタやファティ・カヤらにチャンスがあるもゴールには至らず。対するスタンダール・リエージュは前半終わりにかけて主導権を握ろうとするも、ほとんど見せ場なく前半をスコアレスで終えた。
後半もシント=トロイデンがボールを持つ展開となり、スタンダール・リエージュにも川辺にシュートチャンスがあるも、終盤まで試合は動かず。それでも86分、藤田が先制点をマークする。右サイドでボールを持ったヤルネ・シュトゥッカルズがペナルティエリア内に走り込んだ藤田にボールを送ると、日本人MFはダイレクトで右足を振り抜く。ボールはファーサイドのポストに当たってゴールに吸い込まれた。リーグ戦4カ月ぶりの先発出場の期待に応えた同選手にとってこれが移籍後初ゴールとなった。
しかし後半アディショナルタイム、VARのレビューにより、ウォルク・ヤンセンスにハンドがあったとしてスタンダール・リエージュにPKが与えられる。これをウィルフリード・カンガが確実に決めて同点に。試合はこのまま終了し、8位と9位の中位対決は1-1のドローで終わった。
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