ヘントは、日本代表GKシュミット・ダニエルの獲得を発表した。
現地時間28日、クラブの公式ウェブサイトで「ヘントは新しいゴールキーパーの獲得によりチームの強化に成功した。日本人のダニエル・シュミットがシント=トロイデンから加入し、長期離脱中のポール・ナルディの穴を埋めることになる。彼は2027年までの契約にサインした。私たちはダニエルを温かく迎える!」と伝えた。
2019年にベガルタ仙台からシント=トロイデンに加入したシュミットは、在籍した4シーズン半にわたって公式戦114試合に出場するなど、チームの守護神としてプレー。この活躍を受け、今夏にはリーグアンのメスやロリアンからの関心が届くも、移籍は実現しなかった。
さらに、シント=トロイデンがシュミットの流出を見越して、浦和レッズから鈴木彩艶を獲得したことで、31歳の日本代表GKは完全に居場所を失った。ベルギーリーグ開幕から第4節までフル出場していたが、以降ピッチに立てず、さらにベンチ入りすらもできない状況に陥っていた。
シント=トロイデンで出番を失っていたシュミットを獲得したヘントは、シーズン序盤で守護神を務めていたナルディが脚骨折の重傷を負っており長期離脱中。カップ戦を中心にプレーしていたダヴィ・ローフがゴールマウスを守っており、冬の移籍市場で新GKの獲得に動いていた。
ヘントは現在、ベルギーリーグ3位につけており、来年2月からはヨーロッパカンファレンスリーグのノックアウトステージを戦う。また、今夏に加入した日本代表DF渡辺剛が主力センターバックとしてプレーしている。
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