ナポリが日本代表DF冨安健洋を冬の移籍市場でターゲットにする可能性がある。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、昨シーズンのセリエA王者ながら現在7位と苦しい戦いの続くナポリには、冬の移籍市場での新戦力の獲得が必要で、センターバック、2名の中盤、右ウィングの補強を目指している。
同メディアは、センターバックのターゲットについて「アッズーリはアーセナルの2選手、タケヒロ・トミヤスとヤクブ・キヴィオルを妥当なオプションと見なしている。彼らはそれぞれ25歳と23歳で、何よりもボローニャとスペツィアで経験したイタリアリーグの知識がある。しかし、最大の難問は移籍の形態だ。ナポリはローン移籍を望むものの、他のイングランドクラブ同様にガナーズはこの方法を好んでいない」と伝えた。
昨シーズンにルチアーノ・スパレッティ監督の下で33年ぶりのセリエA優勝を飾ったナポリだが、その後同指揮官は退任し、主力センターバックのキム・ミンジェもバイエルン・ミュンヘンに移籍。後任のルディ・ガルシア監督は11月に解任され、ワルテル・マッツァーリ監督がチームを指揮するも、第17節を終えて7位に沈み、コッパ・イタリアでも早々に敗退するなど難しい戦いが続いている。
ナポリのターゲットになると報じられる冨安は、3シーズン目を迎えたアーセナルで、一時は出番を失っていたが、万能性を高く評価されて徐々にプレー時間を増やし、今シーズンの公式戦19試合で1ゴール3アシストを記録。12月上旬からふくらはぎの負傷で離脱の続く同選手には、これまでにもバイエルンやインテルなどからの関心が届いていた。
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