レアル・マドリードがパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・エンバペに対するオファーを準備しているようだ。
『The Athletic』によると、PSGとの契約満了まで半年となるエンバペに対するレアル・マドリードの関心が再燃しており、来夏の加入に向けたオファーを準備している模様。ただし、2022年夏の騒動の二の舞を避けるために、このオファーには返答期限が設けられており、フランス代表FWがオファーを受け入れるためには1月中旬までに回答しなくてはならないようだ。
ただし、サンティアゴ・ベルナベウの改修の影響でレアル・マドリードの財布の紐は固くなっており、またサラリー格差によるドレッシングルーム内の動揺を生まないためにも、1年半前よりも減額された条件のオファーが提示されるとも報じられている。
史上2番目に高額な移籍金で2017年にモナコからPSGに加入したエンバペは、以降順調に成長して現在世界最高のストライカーの1人と評価される。この活躍を受け、相思相愛とされるレアル・マドリードが2022年夏に獲得に動いたが、同選手はPSGに残留することを決断した。
その際、PSGとエンバペは2025年夏までの3年契約を締結したと当初考えられていたが、実際は1年間の延長オプションが付帯する2年契約で、現行契約は来夏に満了を迎える。PSGが契約延長を目指す一方で、選手側はこれ以上の契約延長に応じる意思がないことを明確にしており、2024年夏の去就には大きな注目が集まっている。
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