パリ・サンジェルマン（PSG）は、FWキリアン・エンバペとの契約延長に自信を持っているようだ。
長年大きな注目が集まるエンバペの去就問題。2022年にはレアル・マドリード移籍目前と伝えられた中でPSGとの契約を延長したが、現行契約は今季限りで満了に。しかし、延長オプションの行使は選手側が拒否しており、1月には来夏のフリー移籍に向けて他クラブと自由に交渉が可能になる。
そんな中で『The Athletic』は、レアル・マドリードがエンバペに対してオファーを準備しているが、1月中旬までの回答期限を設定する可能性が高いと伝えた。しかし、PSG側は契約延長に自信を見せているという。
フランス『レキップ』によると、PSG幹部陣はエンバペが契約延長に同意する可能性が高いと「楽観視」している模様。また現行契約に付帯する延長オプションがあるため、選手側と大規模な交渉を行う必要がないと考えているようだ。エンバペはPSGの現状に満足しており、それがナセル・アル・ケライフィ会長をはじめ幹部陣に自信を与えていると伝えられた。
なお同メディアは、レアル・マドリード側は依然としてエンバペの獲得を希望しているものの、「もはや執着はしていない」とも指摘。フランス代表FWの獲得は、すでにプロジェクトの「不可欠な部分」ではないと考えているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
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