キャプテンマークを巻いた伊東純也と中盤に入った田中碧を除いた9人が代表キャップ数1ケタ台で、伊藤涼太郎、藤井陽也、奥抜侃志の3人はこの日が代表デビューとフレッシュな顔ぶれがスタートのピッチに立った日本代表が、国立競技場にタイ代表を迎え撃った。
キックオフ早々に最終ラインの裏を取られかけ、ヒヤリとするシーンを迎えたが森下龍矢が何とかカバーしてピンチを逃れて以降は、圧倒的に攻め込む時間を長くしていく。しかし、思うような攻撃の形を作れないまま時間は経過。伊東純也がボールを持った際は決定機の匂いが漂ったが、全体的にエリア内での精度と積極性を欠き、相手ゴールを脅かすまでには至らず、前半は0-0のまま折り返した。
流れを変えようと、後半の開始から堂安律と中村敬斗を投入した日本代表はこの二人が積極性をもたらし、ゴールに向う迫力を生み出す。早速5分には堂安のサイドチェンジを起点にエリア内に迫り、最後は飛び込んできた田中が先制ゴールを奪った。
さらに27分には中村が決めれば、29分にはCKからオウンゴールを誘発3点目。その直後には途中出場の川村拓夢が代表デビュー戦で初ゴールを決め、リードを4点に広げた。そして、アディショナルタイムには南野拓実が冷静にGKとの1対1を制し、元日に初めて開催された日本代表戦は、終わってみればアジアのライバルに力を見せつける完勝の形で幕を閉じた。
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