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【インタビュー】ユヴェントスの新戦力23歳DFジャロが語る「最強DFは僕」…親友レオンとのトレードで退団したミランや共通点がある憧れのDFは? | セリエA

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【インタビュー】ユヴェントスの新戦力23歳DFジャロが語る「最強DFは僕」…親友レオンとのトレードで退団したミランや共通点がある憧れのDFは? | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】今冬の移籍市場でユヴェントスに加入した23歳のポルトガル人DFティアゴ・ジャロが『DAZN(ダゾーン)イタリア』のインタビューで語ってくれた。

スポルティングの下部組織出身で、2019年1月にミランへ加入したティアゴ・ジャロ。だがわずか半年後、ラファエウ・レオン獲得の取引でトレード要員となり、リールへと渡った。あれから4年半の月日を経て、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスに移籍し、セリエAへ再上陸した23歳DFが『DAZN(ダゾーン)イタリア』の「1vs1」に出演し、フェデリコ・サーラ記者のインタビューを受けた。

かつて2013年夏にユヴェントスへ加入したカルロス・テベスは、当時の主将ジャンルイジ・ブッフォンから「君はユヴェントスへやって来たんだ。ここでは勝利を求められていて、僕らは君の力を必要としている」と声を掛けられ、クラブのメンタリティを伝えられた。ジャロは、自身にとってユヴェントスがどんな場所であるかを教えてくれたブッフォンのような存在がブラジル代表DFダニーロであることを明かした。

「それはダニーロだ。彼は僕と同じポジションだし、僕のことをよく知ってくれている。それに僕が知っている選手とプレーしたこともある。アレックス・サンドロも僕のことを助けてくれているし、ティム(ティモシー・ウェア)のことは以前から知っていて、加入直後にサポートしてくれた。僕は、みんなとうまくやっているよ」

ポルトガル人DFは、ユーヴェ指揮官マッシミリアーノ・アッレグリに対する印象を語りつつ、新天地での意気込みを示した。

「アッレグリは経験豊かな指揮官だ。監督には、自信を持ってプレーするように言われた。フランスでは、ユーヴェと少し異なるプレーをしていたが、監督から学んでいきたい。ダニーロやアレクサンドロらのサポートを受ければ、適応がよりスムーズになるだろう。ユーヴェはクオリティがあるチームだ。チームメートたちから学び、全力を尽くしていきたい」

昨年3月にひざ前十字じん帯断裂の重傷を負ったジャロ。長期にわたる離脱を余儀なくされ、今シーズンは古巣リールでも出場がない。23歳DFは、ユーヴェでのデビューを心待ちにしている。「調子は良いし、ひざの状態も良くなっている。監督からプレーのチャンスを与えられた時には、準備ができているようにしたい」と語った。

憧れは元ユーヴェDFリリアン・テュラム

最強DFを問われると、冗談ながらに「僕だよ」と答えたジャロ。ミランDFフィカヨ・トモリとの比較を受けるが、自身は子どもの頃からの憧れだった元フランス代表DFリリアン・テュラムを目標としている。また、元ユーヴェDFの息子で、インテルでプレーするFWマルクス・テュラムとの対決を楽しみにしている。

「僕自身は、トモリと異なる特徴を持っていると思っている。トモリはデュエルに強いが、僕は足元を得意としている。僕が好きな選手は、ユヴェントスでもプレーしたリリアン・テュラムだ。共通点もいくつかあるように思う。僕はどちらかと言うと、トモリよりもテュラムに似ているんじゃないかな。彼の息子マルクス・テュラムとの勝負? いつでも準備はできている」

移籍市場では、インテルからもラブコールを受けていたジャロ。ユーヴェDFは、移籍先にアッレグリのチームを選択した理由を問われると、自身の考えを明かした。

「ユヴェントスは僕を完全移籍で獲得しようとしていたし、プロジェクトについても聞いていた。どちらもクオリティのあるチームだが、ユーヴェの方が僕にとって良いのではないかと考えた。人生において、決断を下さなければならない時はある。僕は良い選択をしたと思うので満足しているよ」

今シーズンは、インテルとスクデット争いを繰り広げるユヴェントス。ロッカールーム内においても、選手たちの意識は4年ぶりのリーグ制覇へと向いているのだろうか。

「加入してからロッカールーム内でスクデットが何回、話題になったか? 覚えていないよ。スクデットは話に出ていなかったんじゃないかな(笑)。大切なのは、良いトレーニングをして、常に次の試合での勝利を考えることだ。スクデットについて考え始めるのは良くないと思うよ」

親友レオンとのトレードで退団したミラン

ジャロの古巣ミランでは、15歳のフランチェスコ・カマルダらプリマヴェーラ出身の選手がトップチームでデビューを飾った。4年半前、クラブの信頼をつかむことができず、レオンと入れ替わってミラノを離れたポルトガル人DFが心境を明かした。

「ミランでは良い経験をした。ミラノでプレーしていた頃、僕はまだトップチームで出場できるほどの経験を積めていなかった。だが、この3年間で多くの試合に出場し、いまは準備ができているように感じている」

今後、スポルティング下部組織時代からの友人で、現在はミランの中心選手に成長したレオンや、リール時代の元同僚であるナポリFWヴィクター・オシムヘンとの対戦が実現するかもしれない。

「準備はできているよ。2人と対戦する時のために、毎日、トレーニングに打ち込んでいる。ラフェエウ・レオンとは、昨日、連絡したばかりだ。セリエAに歓迎してくれたよ。彼は親友なんだ」

Rafael Leao zittisce le critiche MilanGetty

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