日本はしっかりとグループステージを突破した。ただ、蓋を開けてみれば2勝1敗の2位で通過。アジアの戦いは一筋縄ではいかないということを思い知らされる3試合となった。日本以外にも多くの波乱が巻き起こったグループステージを振り返り、今後の戦いに向けて水沼貴史氏、那須大亮氏をゲストにMCの桑原学氏とアシスタントの笹木かおりさんで熱い議論を交わした。
想像以上に苦しんだグループステージを振り返り水沼氏は、「普通は3勝で1位通過することしか考えていなかった。やはり大変なんですよ。スタンドの盛り上がりを見るだけで、この大会にかけている人たち多いぞとわかるじゃないですか」と語りつつ、どのチームも簡単ではなく、面白い大会になっていると思いを明かした。
日本はラウンド16でバーレーンと対戦する。対戦相手の映像を見たという水沼氏は「バーレーンは勝てますよ」と強調。日程面については難しくなったとし、優勝するには「どの試合も大変だと感じた」と述べた。一方、那須氏はどこと対戦しても変わらないとした中で、「最後のところ、セットプレーだとかそこをいかに精度を高めるかが勝敗を分ける上でキーになってくると思います」とポイントを口に。また、いろいろな声のある鈴木彩艶の名前を挙げ、「経験値という意味ではいいものを。ポジティブなものを得ていると思うので、これを跳ね返した時の彩艶選手が掴むものはものすごく大きなものがある。決勝トーナメントを突破して自信にしてほしい」と思いを口にしている。
バーレーン戦については守備としてカウンターを警戒すること、プレスをかけていくことが必要だとした。加えて、いくつ引き出しを持っているかが大事になってくるとまとめた。
最後にはバーレーン戦のスコア予想を。4人揃ってクリーンシートを達成できると信じながら、笹木さんは3-0、那須氏は2-0、水沼氏と桑原氏が同じく4-0と予想した。決勝トーナメントを勝ち進んでいく上でも、大きな意味を持つラウンド16。日本はバーレーンに勝利することができるだろうか。
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