日本はノックアウトステージの初戦となるラウンド16でバーレーンと対戦。堂安律の先制点を皮切りに久保建英、上田綺世にゴールが生まれ、3-1で勝利を飾った。
決勝点となる2点目が生まれたのは後半の立ち上がりだった。久保がプレスバックでボールを奪ったところから中央へパス。真ん中で待った堂安と上田は触ることができなかったが、相手のクリアミスが再び久保に渡ると、これを冷静に沈めて大きな追加点を奪った。
その場面を「アヤセ君の特徴的に振り向いてシュートを打ってくれるかなと思って出したパス」と振り返った久保は、自分のところにこぼれてきた中で「とりあえずオフサイドは分かっていたけど、プレーを止めたらもったいない。大会前のレフェリングガイドでも、こういう場合はオフサイドにならないと聞いていた」とし、そこからゴールを決められたことを喜んだ。
今大会では初のゴールとなる。ゴール後には菅原由勢と喜ぶ姿が見られた中、「菅原選手には『やっとかよ』と言われた。彼はいつも僕に厳しい。今日くらいは褒めてくれてもと思ったけど、決められて良かった」と語り周囲を笑わせた。
アジアカップ初ゴールとなったことに関しては「あまり意識していない。代表の1試合は大事な試合に変わりないのでゴールできてよかった」と語った久保。この1得点を機にさらにゴールを奪っていくことを期待したい。
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