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イタリアダービー制して首位キープのインテル、インザーギ「重要な勝利だがユーヴェやミランはあきらめないはず」 | セリエA

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イタリアダービー制して首位キープのインテル、インザーギ「重要な勝利だがユーヴェやミランはあきらめないはず」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】インテルのシモーネ・インザーギ監督とユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、日本時間5日に行われたセリエA第23節インテル対ユヴェントス戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

前節を終えて54ポイントを獲得し、1試合消化の多い2位ユヴェントスと1ポイント差でスクデットト争いを繰り広げる首位インテル。日本時間5日、マッシミリアーノ・アッレグリのチームをホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァに迎えると、37分のフェデリコ・ガッティのオウンゴールにより1-0で直接対決を制した。

ユヴェントスとの差を4ポイントとして首位の座を守り、3年ぶりのスクデット獲得へ前進したインテルの指揮官シモーネ・インザーギは、『ダゾーン』のインタビューで喜びを語った。

「インテルは自らにふさわしい重要な勝利を手にした。非常に満足している。素晴らしいファンの目の前で、最高の夜になった。だが、長く続く道のりの1ステップでしかない。ユーヴェとミランは、1ミリたりともあきらめないだろう」

「リーグ戦22試合で18勝を収めたが、ユーヴェとの差は4ポイントしかない。ミランも変わらず(8ポイント差で)つけている。他にもものすごいペースを維持しているチームもある。昨シーズンのナポリは、すでにもっと大差をつけていたはずだ」

「しかし今夜のインテルは、弱点を見つけるのが難しいほどだった。スコアは非常に僅差だが、(ユーヴェGKヴォイチェフ)シュチェスニーが(ニコロ)バレッラと(マルコ)アルナウトヴィッチの決定機で信じられないようなセーブを見せたからだ。一方、(インテルGKヤン)ゾマーは注意を払いつつ、しっかり休むことができた」

「これから試合を再確認しなければならないが、非常に低い位置で守っていたユーヴェに対して、我々は極めて素晴らしかった。今日は(ウェストン)マッケニーのカウンターのシーンにおいて、もっとうまく対処するべきだったくらいだ。勝った時も負けた時も、修正すべき点を理解するために、試合分析は欠かせない」

アッレグリ「2位は予想しなかった」

ユヴェントスの指揮官アッレグリも、『ダゾーン』のインタビューでイタリアダービーを振り返った。優勝候補の本命であるインテルとの実力の差を認めつつ、これまでのチームの成績を評価した。

「インテルはラスト数メートルが素晴らしい。経験値とパーソナリティを持っていて、このレベルの試合に慣れている。一方、我々は、ここ3年間にわたって、こうした試合を演じていなかった。したがって、我々にとっては、踏まなければならない1ステップを踏んで前進したと言えるだろう。これから残りのシーズンへ向けてうまく再結束し、取り組みを行っていかなければならない」

「順位表のこの位置にいられることは、開幕時に誰も予想しなかった。メディアは、こうした一騎打ちを楽しんでいるようだが、そもそもプランや期待値は異なるものだった。試合を立て直すことができなかったことは腹立たしいが、インテルはスクデット争いの本命であり、これは今に始まったことではない」

「うまくすれば、追走していけるかもしれないが、ミランにも注意を払わなければならない。いつ予想外のことが起きるかわからないからね」

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