■タジキスタン vs ヨルダン
アジアカップ初出場ながらグループAを2位で通過し、決勝トーナメント1回戦ではUAEとの激戦の末にPK戦を制して勝ち上がったタジキスタン。今大会は重要な場面での勝負強さを発揮して快進撃を続けており、他のライバルにとっては不気味な存在だ。対するヨルダンは大混戦のグループEを3位で通過した後、ラウンド16でイラクと死闘を演じた末、後半アディショナルタイムの2ゴールで大逆転勝利。こちらも勝負どころで120%の力を発揮するなど、一発勝負の大会において怖い存在である。そんな両者の対戦は、試合開始直後と終了間際にスコアが動く白熱した一戦になりそうだ。
■オーストラリア vs 韓国
グループステージ~ラウンド16まで追い込まれる場面も少なく、安定感ある戦いを見せるオーストラリア。得点者・パターンも豊富であり、大会通算8得点1失点と見事な成績で勝ち上がってきた。しかし今回のラウンド8は、初めて優勝候補の一角との対戦となる。アーノルド監督は「試合ごとにチームが自信を深めている」と手応えを感じているようだが、この大一番でその自信を武器に自分たちの展開に持ち込みたい。
一方でグループステージは苦戦を強いられ、ラウンド16のサウジアラビア戦では敗退寸前まで追い込まれるなど厳しい戦いが続く韓国。後半アディショナルタイム弾にPK戦での勝利は見事ではあるが、サウジアラビア戦も80分近くあまり効果的なボール保持~攻撃はできていない。ここまで絶対的エースFWソン・フンミンの中央起用はあまりうまくいっておらず、攻撃陣の組み合わせは再考の余地がありそうだ。負けたら終わりの大一番、優勝候補の一角相手に現布陣のベストな形を見つけたい。
2日開催アジアカップ準々決勝
▽2月2日(金)
タジキスタン vs ヨルダン(20:30)
オーストラリア vs 韓国(24:30)
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AFCアジアカップ2023|放送・配信チャンネル
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テレビ朝日は1月19日のグループ第2戦・イラク戦と、決勝トーナメントを勝ち上がった場合の準々決勝・準決勝・決勝の計4試合を中継する。
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