エラーコード %{errorCode}

セリエA

【コラム】ユヴェントスとナポリのライバル関係はいつから?2クラブの歴史を振り返る | セリエA

Piergiuseppe Pinto
【コラム】ユヴェントスとナポリのライバル関係はいつから?2クラブの歴史を振り返る | セリエAGetty
【欧州・海外サッカーニュース】セリエA御三家の一角であり、イタリア北部に拠点を置くユヴェントスと、かつてディエゴ・マラドーナ氏が活躍したイタリア南部を代表するビッグクラブのナポリは、セリエAの歴史に残るさまざまなシーンを残してきた。

ユヴェントスとナポリの間の強いライバル意識は、イタリアのカルチョにおいても長い歴史を持つ。セリエAのビッグクラブである2チームは、これまでにタイトルを懸けて競い合い、感動的な試合を演じてきた。両チームの間に対抗意識が生まれたきっかけを振り返ってみよう。

なぜユーヴェとナポリのライバル関係は生まれた?

両チームが白熱した対戦を繰り広げた最初のケースは、オマール・シボリとジョゼ・アルタフィーニがナポリへ移籍した1960年代に遡る。1968年12月1日、サンパオロ(現在のスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ)でナポリが2-1と勝利した一戦において、シボリとエルミニオ・ファヴァッリのデュエルをきっかけに乱闘が発生。シボリは6試合の出場停止処分を受け、その後、現役引退を発表した。

ディーノ・ゾフとアルタフィーニがユヴェントスへ移籍した1970年代にも再び対抗意識は高まった。1974-75シーズン、アルタフィーニはスクデット争いの直接対決で2-1の決勝点を挙げて優勝争いに決着をつけ、ナポリっ子たちから“恩知らず”と呼ばれることになった。

Diego Armando Maradona con la maglia del Napoli allo Stadio Olimpico di Roma, 26 ottobre 1986Getty

1989年のUEFAカップ準々決勝の2連戦も記憶に残る。ファーストレグを0-2で落としたナポリが、セカンドレグで3-0とユヴェントスに勝利し、逆転で準決勝進出を決めた。ナポリはシュトゥットガルトとの決勝も制し、タイトルを獲得している。1990年には、前年のセリエA覇者ナポリとコッパ・イタリア覇者ユヴェントスがスーペルコッパ・イタリアーナ決勝の舞台で激突。5-1で勝利したナポリが優勝した。

2010年から2020年…ライバル関係の復活

ナポリはその後、クラブの財政破たんにより低迷が続いたが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長の下でイタリアのカルチョのエリートクラブへと復権する。そして再び、ユヴェントスとスクデットやコッパ・イタリア、スーペルコッパのタイトルを懸けて競い始めた。

最も有名なのが2017-18シーズンのスクデット争いだろう。ナポリはトリノで行われた直接対決をカリドゥ・クリバリの得点により1-0と制したが、翌週のフィオレンティーナ戦でジョヴァンニ・シメオネにハットトリックを許して0-3と敗れ、スクデットはユヴェントスの手に渡った。Higuain esulta in Inter-Juventus 2019Getty

2016年のゴンサロ・イグアインのユヴェントス移籍もライバル関係に火をつけたエピソードと言える。裏切り者と呼ばれたアルゼンチン人FWは、古巣から得点も奪っている。また昨シーズンは、ルチアーノ・スパレッティ指揮下のナポリがユヴェントスとの直接対決において5-1と勝利したことで弾みをつけ、クラブ史上3度目のスクデットへと独走していった。

文・ピエルジュゼッペ・ピント/イタリア人ジャーナリスト

放送・配信予定

  • ナポリ vs ユヴェントス
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2024年3月4日(月)日本時間4:45
  • 解説:細江克弥 実況:八塚浩
  • 会場:スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ

関連記事

【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る | セリエA

DMM×DAZNホーダイなら月々割引&ポイント還元でお得!

dmm dazn(C)DMM.com

DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。

通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,250円(税込)がかかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円お得な月額2,980円(税込)で2サービスを楽しむことができる。

なお『DMM×DAZNホーダイ』は2024年3月1日より価格改定を行い、月額500円アップの3,480円(税込)となるが、2024年2月29日までに登録のうえ継続する場合は3月1日以降も旧価格の2,980円(税込)で利用できる 

通常DAZNからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。

▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?