前節では、上位争いのライバルであるフィオレンティーナに1-2と逆転負けを喫し、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権の確保が一段と厳しくなった8位のラツィオ。日本時間2日、ステファノ・ピオリ率いる3位ミランをホームに迎えて大一番に臨んだ。
だが両チームともにスコアレスで折り返した後半、ルカ・ペッレグリーニが2枚目の警告で退場。マウリツィオ・サッリはトリノ戦と同様に、左インサイドハーフのルイス・アルベルトに変えてDFを投入した。中盤を1枚減らした影響もあり、MF鎌田大地は3戦連続で出番なしとなったが、チームは88分に失点した上、後半アディショナルタイムにさらに2人が退場。8人のラツィオは0-1で敗れた。
試合終了後、クラウディオ・ロティート会長が指揮官や選手に代わって『ダゾーン』のインタビューで語り、レガ・セリエAに対して強い怒りを示した。
「システムの信頼性がない。今回のようなことが起きた時、第三者機関の助けを求め、遺憾な状況に終止符を打つ必要がある。スポーツ面においてもふさわしい勝利でなくてはならない。“超えてはならない限界”というものがあるはずだが、今日はあらゆる限界を超えていた」
「私は審判と直接話をすることを一切しない。(マルコ)ディ・ベッロ主審のことを知らなければ、彼がどのように試合を裁いてきたのかも見ていない。ただ、審判をやっている者であれば、試合のバランスが崩れるポイントを理解できる能力を持っていなければならない。今回のようなことは、以前から繰り返されていて、もはやこのシステムは信頼性を保証できていない」
ロティート会長は、昨夏の補強などを巡ってサッリとの対立も報じられていたが、チームに対する信頼を強調した上で、改めてミラン戦の試合進行に不満を示した。
「チームにとがめるところは何もない。誰かの予想に反して勝てるチャンスもあった。サッリとの対立はない。解決を目指して意見交換をしただけで、仲たがいするようなものではない。私は結果を評価するが、結果が他者の影響によるものであれば、行動する必要がある。これは強いられた敗戦だ。チームには前を向いて次戦に集中するように伝えた。こうしたエピソードが繰り返されないことを願いつつ、今後のことを考えるべきだ」
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