審判、競技規則についてより深く知る番組『Jリーグ審判レポート』(通称“シンレポ”)。これまでの「ルールや判定を知る」というフェーズからより進化し、普段知る機会の少ない審判の個性や努力、試合中継だけでは伝わらない舞台裏に迫り、レフェリングの観点でJリーグの発展をともに考える。
2つのコーナーで構成されるシンレポ、今回は今まで知られていなかった審判活動のリアルに迫る「審判の舞台裏」が公開された。
元日本代表FW佐藤寿人氏、日本サッカー協会(JFA)審判委員会委員長の扇谷健司氏、プロフェッショナルレフェリーを目指す大学生の今井潤太氏をゲストに迎えた「審判の舞台裏 #1」では、2月25日に行われた明治安田J1リーグ開幕節・東京ヴェルディvs横浜F・マリノスのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の舞台裏を直撃。平畠啓史氏が知られざる現場の様子をリポートした。
VARの現場を案内したのは、2022シーズン限りでトップリーグ担当審判員から勇退した元国際審判員の佐藤隆治氏。佐藤氏は現在、JFA審判マネジャーを務めている。
まず、平畠氏と佐藤氏はレフェリー・レビュー・エリア(RRA)を見学。RRAとは、VAR検証の際に審判が赴く、スタジアムのピッチ外に設置されたモニター近辺のエリアのことだ。
さらに両名は、ビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)にも足を踏み入れる。VAR担当が控えているVORがあるのはスタジアム内の別室ではなく、まさかの“トラックの中”。人が両手を広げた幅とほぼ同じくらいの狭い空間で、VAR担当は多数のモニターと向き合いながら試合の些細な事象も見逃すまいと目を凝らしている。
現役時代にVAR検証を挟んだジャッジを下した経験がある佐藤氏は、審判としての“本音”も垣間見せつつ、次のように語った。
「自分の判定に疑義があるときにRRAへと向かうので、やはり葛藤はあります。『(VAR側から送られてくる映像は)どんな映像なんだろう』と。選手、スタジアムのサポーター、中継を観ている人、すべての人々の視線とプレッシャーをひしひしと感じているわけですね」
「審判は『モニターの映像をフラットに見なさい』と言われています。当然、自分の判定は“かわいい”んです。『何とか僕の判定、駄目ですか?』という気持ちはある。でも、やはりRRAに立ったときはそういった感情を一度リセットして、まっさらな気持ちでモニターに流れたものを見て、最後は自分で決断をするんです」
限られた時間の中で膨大な量の情報を処理し、適切な決断を下す──。批判にさらされることも少なくない審判だが、その舞台裏には、「自分の判定を大事にしたい」という気持ちと、明確な間違いやスキャンダラスな要素を排除するという確固たる意志のせめぎ合いが存在していた。
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